「職場見学ってめんどくさそう…」
「忙しいし必要ある?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
忙しい看護師さんにとって、転職活動の合間に時間をつくるのは負担に思えるかもしれません。
職場見学は、求人票だけでは分からない、現場の雰囲気やスタッフ同士の関係性など、たくさんの情報収集に適しています。
転職後のギャップを減らし、「こんなはずじゃなかった」と後悔を減らす大切なステップです。
私は看護師歴13年、ブラック病院から抜け出すために看護師として転職を繰り返したささみと申します。
この記事では、看護師転職前に必ず押さえておきたい職場見学の確認すべき重要ポイントを私の実体験をもとにご紹介します!
看護師転職で職場見学が必要な理由
なぜ職場見学が必要なのか?
その理由は、ホームページや求人票以外の「見えない部分」の情報収集に適しているからです。
看護師さんが転職を考えるとき、多くの人がまず求人票や転職サイト、ホームページから得られる情報を参考にするでしょう。
もちろん給料や勤務時間、休日などの条件は大切な判断材料ですが、それだけで「働きやすさ」や「自分に合っているか」を判断するのは難しいものです。
実際に職場見学に行くことで、次のような情報を自分の目で確かめることができます。
- 職場の雰囲気やスタッフ同士の人間関係
- 働く環境
- 仕事の流れや忙しさのリアル
- 教育体制やフォローの有無
職場見学は、求人情報ではカバーしきれない「リアルな職場の姿」を知るための絶好の情報収集の場です。
時間がなくて面倒に感じるかもしれませんが、転職のミスマッチを防ぐためにも足を運ぶようにしましょう。
職場見学でチェックすべきポイント
ここでは、職場見学で注目すべきポイントを、
- 看護師
- 患者さん
- 他職種
- 労働条件
- 設備・環境
この5つに分けて解説していきます。
看護師
自分の同僚や上司となる人たちが働いている職場の雰囲気や人間関係の観察は非常に重要です。
実際に、自分がこの環境で働いている姿を想像できるかどうかも自分に合った職場を探す一つのコツです!
具体的に、どのようなところに注目すればいいか紹介します。
- スタッフ同士の雰囲気やコミュニケーション
- 看護師の表情や態度
- 笑顔で挨拶をしてくれるかどうか
- 忙しそうに働いているかどうか
- 話しかけやすそうな雰囲気かどうか
- 看護師の人数と1日の受け持ち患者さんの数
- どのような年齢層の看護師が多いか
- 教育、フォロー体制はどうか
- ナースコールや処置対応はどうか
- 直近で退職した看護師はいるか、いるならその退職理由は何か
患者さん
患者さんの人数や疾患、ADL、年齢層などの情報で、業務の忙しさを大まかに推測できます。
- 看護師の患者さんへの声かけや態度
- 患者さんの表情
- どのような疾患の患者さんが多いか
- 患者さんのADL
- 入院している患者さんの人数や年齢層
- 1日の平均入院患者数
他職種
医療はチームなので、他職種とのコミュニケーションが必須。
高圧的・無愛想な態度の人がいると、業務に差し支えます。
他職種との関わり方を見ることで、働きやすい環境かどうか判断の材料になります。
- 他職種とのやり取りはどうか(医師・医療事務スタッフ・理学療法士等リハビリスタッフ・薬剤師・放射線技師・臨床検査技師・栄養士等)
- 医師の人柄はどうか
- 高圧的、無愛想な態度のスタッフはいるか
労働条件
休憩時間や夜勤回数は、求人票に記載されていますが、実際に休憩や仮眠が取れているかは、働いているスタッフに聞いてみないとわかりません。
また、希望休の取得方法も職場によって大きく異なります。
求人票には記載されていないことが多いので、実際に見学に行ったときに確認するのがベストです。
- 月の休みの数
- 希望休は取れるか
- 有給の取りやすさ
- 月平均残業時間
- 月の夜勤回数、仮眠は取れるか
- 実際の勤務表
設備・環境
特に、初めての転職の方は設備・環境はしっかりと見ておく必要があります。
なぜなら、今働いている職場の当たり前が、違う場所では当たり前ではないからです。
電動ベッドが当たり前と思っていたら、違う病院では手動でベッドの高さを調節しなければならなくて腰に多大な負担をかける結果に。
また、血圧計・体温計・パルスオキシメーターなど使用頻度の多い機器ほど古くないか確認が必要です。
古いと測定に時間がかかって、それだけでストレスが溜まってしまいます。
毎日通う場所、使う物品だからこそ、しっかりと確認しておくことが大事です。
- 実際に通勤してみての混み具合や距離はどうか
- 設備や機器は新しいか
- 仮眠室、休憩室、更衣室の様子
- ベッド周りが整理されているか
- 電動ベッドかどうか
- ナースステーションやデイルーム等の共有スペースが清潔に保たれているか
- ナースステーションから病室までの導線
- 安全・感染対策はどのように行なっているか
まとめ
今回は職場見学で注目すべきポイントを5つの視点から紹介しました。
看護師転職において、職場見学は求人票では得られないリアルな情報を集められる大切な機会です。
実際に足を運ぶことで、働く看護師の表情や人間関係、患者さんへの対応、病院全体の雰囲気、労働条件の実態、設備・環境の整備状況まで、自分の目で確かめることができます。
見学は少し手間に感じるかもしれませんが、入職後に「苦手な人がいてコミュニケーションが取りづらい」「休憩が取れない」「設備や物品が古くて業務が大変」などのリスクを防ぐためにも、転職に必要なステップだと心得ましょう。
ぜひ、この記事で紹介したポイントを確認しながら、気になる職場を丁寧に見て回ってみてください。


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